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当ブログは"ひとつのゲームを語り尽くす"をコンセプトに管理人SHOと謎の少女ミコが語るサイトです。時々小説。
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プレイしながら小説を書く企画の第一弾、アクションアドベンチャーゲームの名作である『ゼルダの伝説』の第3話です。

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「まいど、おおきに」
 リンクは店主に60ルピーを手渡し、キャンドルを購入した。これは明かりを灯すだけではなく、炎を放出することもできる優れものらしい。
(炎を吐くキャンドルなんて大丈夫かな)
 付加価値に不安を覚えたリンクだが、返品不可と言われていたので気にしないことに決めた。

 山間部に迷い込んだリンクはある洞窟を発見する。中には老人がひとり地べたに座り、その前に真っ白な剣が突き立てられていた。
「使いこなせるなら、これを授けよう」
 老人の問いに頷いたリンクはさっそく全身のストレッチを始める。これまでルピーの採掘現場などを手伝った経験があり、力仕事には自信があった。リンクは両手でしっかりと剣の柄を握ると呼吸を整えてから一気に力をこめる。
「はぁっ!」
 顔を真っ赤にするリンクを嘲笑うかのように剣はピクリとも動かない。その後も何度か挑戦を試みたが結局引き抜くことはできなかった。老人の視線に気付いたリンクは肩身の狭い思いで洞窟を後にした。

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プレイしながら小説を書く企画の第一弾、アクションアドベンチャーゲームの名作である『ゼルダの伝説』の第2話です。

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 リンクが次に入った洞窟はよろず屋が店を構えていた。
「なんか買うてくれや」
 陳列された品物はどれも役立ちそうなものばかりに見えたが、今のリンクに買えるものはない。それに店主のなまりが商品の値段に疑問を抱かせる。リンクは薄笑いを浮かべる店主を一瞥すると逃げるようにその場を後にした。

 北へ向けてしばらく進むと湖があり、そこに浮かぶ岩で覆われた島が目についた。リンクは橋を探して島へ上陸する。中央には朽ちた巨木が鎮座し、その正面にはまるで口を開けたような空洞があった。
(気味が悪いな)
 リンクは勢いだけでここまで来たことに少し後悔の念を抱きながら巨木に飲み込まれていった。

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ゲームをプレイしながら小説を書くという企画を思い立ち、その第一弾としてアクションアドベンチャーゲームの名作である『ゼルダの伝説』を選んでみました。なんとか完走できるようにがんばります。
*尚、この小説は思いつきで話が進行しますので本来の設定とは異なる部分があります。ご了承下さい。

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